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TPP




レイプしてください、去勢してくださいという日本!

TPPは日米貿易。
韓国はFTAで2国間協議をするのでTPPに入らない。中国も入らない!
失業率の高いアメリカが日本に輸出を増やしたいだけだ!
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自作小説「片手の少女A」第二部 第25話 「再会」

「この邪悪な男、ユーリエヴィチ・28歳は、過激な手段で南北大鉄道を破壊し
我が国の人民を含む、500名を殺害したのです。」

「三たび、ロシアを避難する声が、世界中から噴出しています。」

「悪魔のような男、ユーリエヴィチ…。」

「No!ロシア!No!ロシア!No!ロシア!…!!」


まるで呪文だな。
10度唱えると真実になる…か。
今や共産党のメディアも衛星放送も、まるで区別なんかない。
李主席に仕える身としては、感無量と言った所だ。

ユーリエヴィチ…。
彼は、いつ、自白するだろうか…。
Aの居場所を…。


それにしても、葉巻は合わなかった。
やはり私には、この安いゴールデンバットの方が性に合っているらしい。
葉子秘書官…。

手配を…急ごう。

RRRRRRRR…

「立法寺だ。航空機を頼む。うん。そうだ。」

「…………………。」

「明日だ。日本行き、そうだ、1名…。よろしく頼んだぞ。」

ふう…。もはや私には…、俺には、この青い煙が、唯一の友人となってしまったようだ。

いや…。
そもそも俺に友人などいない。
俺という人間など、そもそも存在すらしていないんだから…。




カタッ。




「!」




「両手を頭の上に付けろ。警備解除スイッチを押せ。」



「……………。」




「急げ。」





「なるほど、お前か。道理で人の動く気配ではなかった訳だな。」




「無駄な口を叩くな。」



「わかった、わかったよ…。」



来てしまったか。
もう二度と会う事はないと思っていた。



「壁に頭を付けろ。」



…………………。




「早く。」




「随分と大それた真似をするな。俺は日本自治区の首相だぞ。」




「あたしは…。あたしは、誇りある黄金の至宝団のメンバーだ。」


I-beijin2.gif


…………………。



二度と会えないと思っていた…。



ガチャッ。


「とんだ再会だな、I…。」

この態勢で、流石に手錠は辛いな。

自作小説「片手の少女A」第二部 第24話 「上等な暮らし」

カタッ。

「!!」

「うん?」

ここは、市街の安い、普通より少し下のクラスの…
割れた窓ガラスと、抜けそうな床、薄い壁には毛沢東の絵が飾ってある…ホテル。

でもそれは、あくまで表向きだ。
ここは地下に作られた政府専用の、来賓用の部屋になっている。

地上の世界では、昼の間、闇市という名の実質的には合法な露店が並び、
空腹を紛らわせるために強いお酒を浴びた男たちがうろついているけど
夜は猫の子一匹…例えじゃなく…いなくなる。

立法寺さんはここの所、こんな暗い、闇の世界を点々としている。



「待ってください。そこを、動かないでください。」

足を組んでソファーに掛けていた立法寺さんは、
手を止めて、点けようとしていたテレビのリモコンを置いた。


「……………。」




カチンという音と共に、オレンジの灯りが丸く光る。

「ふう~。」

立法寺さんはタバコをくゆらせ、空を見つめている。
部屋は無音の闇に包まれる。

あれはウォンバットじゃない。
ゴールデンバットだ。
立法寺さんにからかわれてたんだ、あたし。



最近は、もっぱら「耳」を使う。
前は「秘書」らしいこともやってたなあ。
書類整理したり、アポとったり…。
飲み会の準備とか。
今は、スケジュールも上から降ってくるのを待ってる状態だ。



「ここに侵入すことは不可能です。外の軍も、万全に警護しています。」

「じゃあ、もうよかろう。」
「念のため、今しばらくお待ちください。」
「今日はもういいよ、葉子くん。部屋へ戻りなさい。」


侵入すことは不可能、外の軍も、万全に警護しているはず…。
でも、確かにさっき、何か物音がした。



「質量の小さな音だった。ネズミか何かだよ。」
「そうでしょうか。」
「何かあったら、飛んできてもらうから。私は遠慮なぞしない、知ってるだろ。」
「は、はい…。」



確かに質量は、小さかった。
「人」の動く音であるはずはない。
けど、小型のリモコンっていうことだって考えられる…。

「心配しても切りがない。もう休みたいんだ。行きなさい。
警護はプロに任せよう。」

「……………。」




バチンとテレビが音を立てて、画面が暗闇に浮かび上がった。
司会者は、穏やかに李主席を讃えた後、血相を変えてユーリエヴィチを糾弾し、まくし立て始めた。

「ユーリエヴィチ……………。」



「秘書官!」

「はっ……!」

「気が緩んでいるようだな。その態度は何だ!この男を知っているとでも言うのかね?」

「い、いえ………。も、申し訳ありません、立法寺次官……いえ、首相!」

「やはり休んだ方がいい。もう下がりなさい。」

「はっはい、承知いたしました!」




失態だ。
まだまだあたし、秘書としてぬるい。くぬう~~~。

位置的には隣の隣だから、変な物音がしたら、すぐにわかるはず、うん、大丈夫。
今日も疲れた、はあ…。

「お休みなさいませ、立法寺首相。」

立法寺さんは、背中でコクンと頷いた。




あたしの部屋は、立法寺さんの部屋よりひと回り狭いけど、
小さいながらベッドも、シャワーも、お湯の出が悪いけど、ちゃんとある。
地上で暮らす人たちから見たら十分、上等な「暮らし」だ。

あたしはタオルを体に巻いて、冷たいシーツに転がり込んだ。

今日は少し、飲んじゃお。
冷蔵庫からウイスキーのボトルを出して、グラスに注いだ。

く~~~~~!

あたしも大人になったなあ。

逃れがたい睡魔が、あたしの身体中を支配し始めていた。

テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

またしても更新止まっています、すみません

えっちらおっちら書けるときに書きます。
自分でも終わりを見たい。

自作小説「片手の少女A」第二部 第23話 「カラカラカラカラ・・・」

華やかに見える繁華街から一歩路地裏に足を踏み入れると、そこは闇の世界だ。
以前は蔓延っていたっていう、博徒もいない。
警察の取り締まりが行き届いて、治安が回復しているんだそう。

人がいないんだったら、騒ぎも起こらないのが当然だと思うんだけど。
結局夜間の外出を禁止にしちゃったんだろう。随分やることが乱暴だ。

遠くの民家から漏れ聞こえるTVの音。
中国語は、Iさんに少しずつ教えて貰ってたから、大体理解できた。

「この邪悪な男は、我が国の文明と反映・友好の象徴、南北大鉄道を過激な手段で破壊しました。
当局は、男の背後に強大な組織があると見て、祖国のため、世界平和のためにも
連日連夜、捜査を続けていますが、
ロシア国籍の男、ユーリエヴィチ・28歳は、未だ無言を貫き、国民をあざ笑っています。
事実を告白するまで、人民は一切の妥協を当局に許してはなりません。」

ユーリーさん・・・・。
事態はもう、そこまで来ているってことなんだ・・・。
私には・・・、今、私の出来ることをする、それだけしかない。

胸の裏ポケットに忍ばせておいた、小瓶に手を当てた。
茶色いガラスが、鈍く反射している。

複雑に入り組んだ路地を右へ、左へ回り込み、私たちは「そこ」へ辿り着いた。
今の私には、足音を消すなんて何のことはない、Iさんも認めるところだ。

「じゃあ、行ってくる。」

小さく言って、Iさんは闇へ消えていった。

私の頭の中には、Iさんの頭脳をフル回転して作った見取り図が入っている。
ここは、人が入るとは誰も、人民解放軍さえも、掌握していないはずのダクト。
立法寺さんが今日宿泊すると言われるホテルへの扉だ。
私の役割は、潜入者を入れないこと。
そしてIさんの帰りを、ひたすら待つことだった。

銃を持つ手に、汗が溜まっている。

もう一つ、あった。
私の役割。
気をつけて・・・Iさん。
そう、祈ること。

私も中へ行きたいと言ったけど、Iさんはこう一蹴した。

「足手まといだよ、來未。
これは、お遊戯の発表会じゃない。
あたしだって、命を無駄にしたくないんだ。」

その時Iさんは、笑っていた。
私のこと、慈しむように・・・。



時間は残酷で、歪んだ空間。
サルバドール・ダリの絵が、頭の中を・・・
脳を通さずに、眼に直接映像を映してくるようで、目眩がした。
1分なのか、20秒なのか、まるで区別が付かない。
鼓動と、額の脂汗・・・。

この世できっと、生きている人間は私一人しか存在していない、
そんな感覚だった。

その時。
カツンという音。
背後から。

銃口を向ける。

基本的には撃たないこと。
音を立てないこと。


・・・・・
カラカラカラカラ・・・

齧歯目の生き物。

私をからかうように、長い尻尾が逃げていった。

カラカラカラカラ・・・

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